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2018.04.12 Thursday

2018-新作展望- Dedicated to ウォン.カーウァイ

 

 

 

出藍(しゅつらん)之誉

 

〜学は以って已むべからず

青は之(これ)を藍(あい)より取りて、藍より青く

氷は水之(これ)を為して、水より寒し〜

 

昔、荀子という儒家は、自然の在るがまま天性に対し、

人智による営為が成長だと説きました。

当時、何才位の子たちが耳を傾けていたのでしょうか。

ぼけーっと過ごしてきた自らの青年期では、とても考え及びません。

ヒトはなんとかの葦(アシ)と言いますが、

見えないテーゼを色であらわすセンスに感心します。

 

 

 

 

「成り難し」くも条理。

何を積み、何を欠く、

その差異が個性。

ひとの齢にあらわれると思います。

日々の営み、眼前の空気に帯びる色を喩えるなら、

皆様の視界はいかに。

おまえはどうよ??って

五里霧中

青息吐息

しっくりときます...

ドンマイドンマイ!!

 

雪も解けました。

旅へ出ましょう。

 

王家衛(ウォン.カーウァイ)監督作

「My Blueberry Nights 」2007

「花様年華」2000

 

出会いには縁があるとすれば、機運も然り。

2018、ノーザンテイラーとしての成長に薫陶を受けました。

生地の有り様、仕立ての為し様、

そして男女の存り様に投影します。

この度はウォン.カーウァイ氏を讃えて、

テーマは縁をつかさどる

月下氷人。

 

 

 

ある日、

ノラ.ジョーンズが旅へ出ました。

歌わなくても魅せます。

Don't know why I didn't come

 

 

 

デイビッド.ストラザーン

忍ぶ男です。

Good Night... and Good Luck

 

 

 

レイチェル.ワイズ

聡明なひとです。

しかしこの度は美貌を持て余す

新境地

 

 

 

かたや1960年代の香港から政変のカンボジアへ。

こなた現代のニューヨークからネバダの荒野へ。

つながるの??

ウォン.カーウァイの世界には通奏低音があります。

East meets West

いつの世もどこであれ、

男と女に魅了。

 

 

 

トニー.レオン

忍ぶ男です。

マフィアに潜入するまえの頃です。

 

 

 

マギー.チャン

柳腰の麗人です。

アジアンビューティーの金字塔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

働く女性のワードローブがお国柄。

マギー.チャンが纏(まと)うワンピース姿に、

息を呑みます。

曲線とスタンドカラー(立ち襟)による、凛(りん)。

 

 

 

ベルトで結わえるコートをあしらうと、

被服は薫風をはらみます。

 the Orient -meets- the Occident

How fascinating you are!!

 

 

 

注文洋服屋ノーザンテイラーとして、

男心に火がつきました。

ぼくもワンピース着る??

いやいやそっちのスイッチではなく。

(*^^*)

時代や文化、そして性差をクロスオーバーしての、温故知新。

表現性を喚起されました。

 

日々、季節に即した品を一点一点分けてくださる生地商様、

様々な注文を1着1着応じてくださる縫製元様、

その支えがあり、ノーザンテイラーはお客様をお迎えできます。

迎えるからには年月と共に、

成長が問われます。

この度両者のお力添えにより、新たな展開へ着手。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Sunrise

Sunrise

Looks like morning in your eyes

When I see we made it through another day 

海を越え、日向とのご縁が届きました。

誠にありがとうございます。

 

 

Surprise

Surprise

Couldn't find it in your eyes

But I'm sure its written all over my face

 

 

 

Then We say 

Oooo, oooo, oooo

=(^.^)=

 

Blueberry Corduroy

Stand Collar Double Breasted Coat

完成の記念

友人のパティシエールさんにパイをこしらえて頂きました。

一点一点、あらゆる相談に向き合ってくださいます。

美味しさもひとしお、

出会いに感謝。

Nachiさん、Trattoria Nobu様

誠にありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

都会の片隅を旅立ち

陽の射すところへ、

アンコールワットの遺跡です。

行ってみたいですね。

地理的にインド=シナと言われるように、

混然独自の発展に興味を惹かれます。

 

 

 

 

 

では北国札幌の新たなランドマーク、

ガラスの殿堂へ参りましょう。

http://moerenumapark.jp/pyramid/

 

 

 

色即是空

空即是色

 

 

 

Bateman Ogden

8 Wale Corduroy 

 

 

 

ベルトは予備分もお作りします。

生地やデザインに応じて、尾錠を付けることも可能。

この度はコーデュロイの風合いを活かし、

プレーンな仕様にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Dugdale Bros & Co

Classic Linings

Viscose Satin

 

 

 

 

 

掛けボタン、

この度はスナップ留めに。

通常のボタン打ち抜きも可能です。

 

 

 

 

 

〜後半はジャケットスタイルへ〜

 

 

Schofield & Smith

Hound's tooth Pure Wool

 

 

Brushed Cotton Button collar Shirt

Ringhart Fabrics London  

 

 

 

Bateman Ogden

Eleganza Pure Wool

 

 

ジャケットスタイルのトラウザーズ(替えズボン)として、

質実お薦めの品。

一見、変哲のない無地に見えますが、

よく見ると織りの込んだ層が特徴。

履いて揺らぐ趣きは、まろやか。

コットンの折り目正しさとまた異なる、含みがあります。

冬物とサマーウールの端境期(はざかいき)に重宝。

コンサバから鮮やかな色味まで、40色の構成。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Odd Vest

Canonico Mohair Quatro

 

 

 

 

 

Dugdale Bros & Co

Classic Linings

Vicose Satin

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Flower Hole

Extra Handstiched Finish

 

 

 

 

 

 

シングル、ダブルブレスト、

細部デザインから芯地の扱いまで、

入念なご相談により

お召しになる方が引き立つ1着へ、アプローチ。

コートをはじめスーツ全般にも、

できる限りとは何か??

被服に封じ、展開していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

札幌元町 ノーザンテイラー

http://northern-tailor.jp/

 

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