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2013.01.18 Friday

不在のお知らせ -2013年1月-




平生
当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

この度
1/23(水)、/24(木)
出張のため、
不在とさせて頂きます。
ご不便をおかけしますが、何卒ご了承願います。




東京都内、
ご注意ください!!


札幌元町 ノーザンテイラー

http://northern-tailor.jp/

2013.01.12 Saturday

春を待ち入る カシミアジャケット


連日の氷点下、
2013年の冬本番が、ドスンッと雪を降らせてやってきました。
ハッケヨーイの仕切りが決まらずにいると、
待ったなし!! の寒波に吹き飛ばされます。

冬のお洒落は、カラダ張ってナンボ。
ノーザンテイラーも初場所にあやかり、
さっそく四股(シコ) 踏んでいきましょう。
まだまだ〜ッ☆



幕内力士の土俵入りは、いつみても壮観。
華やかな化粧まわしには、
人気商売のステイタスだけではない、
気の利いた絵ごころがありますよね。

稽古まわしには木綿の帆布、
取り組み本番には錦糸の繻子(しゅす)織、と締めかえるように、
私たちの装いもシーンを踏まえて個性を発揮。
大人の嗜みには、
よそいきのスーツだけでなく、
良質なカジュアルジャケットも揃えて頂きたいところです。




【ネイビーブルー・カシミアジャケット】
生地の風合い、たたずまいから、
しとやかさを味わっていただける一着です。
繊維の層に、体温の熱がふわりと帆を孕(はら)むような、
軽く暖かな保温性。

デザインはご覧の通り、
3ボタン1掛けにパッチ(貼り)ポケット仕様。
奇をてらわずプレーンでありがならも、
素材の質感を活かした仕立てをご覧ください。




丸みを帯びたナチュラルショルダーは、
肩周りの曲面が薄いパッドにより成型。
柔らかなカシミア素材であっても、
カーディガンやシャツジャケットとは違う、
テーラード・ジャケット本来の凛としたシルエットが肝(キモ)です。




学生服じゃあるまいし、
今さらブレザーは、ねえ・・・
と敬遠される方もいらっしゃるかと思いますが、
確かにこれがカシミア素材でなく、一般的なサージやウーステッドなら、
型にはまった様式となりがち。
しかしブレザーだからこそ、
工夫次第で大人の幅を楽しめるスポーツ・カジュアルの下地となります。
上画像のトラウザースは、起毛のコットンツイル。
こういった取り合わせなら、
到底、今どきの学生風情やサービス業の制服には見えません。




シングルブレストのブレザーにニットベスト。
と来れば合わせる靴は編み上げよりも、スリッポンの気分。
【WILDSMITH & Co. Loafers】
ローファー、それもフルサドルがめっぽう好きなもので・・・
筋が通った小気味よいエッヂといいますか。
喩(たとえ)るなら、
ボブカットの美人の横顔に恍惚(こうこつ)となるようなもの。

って、もしもし??

気は確かですか。笑




ハイ。
これも条件反射のひとつ、ということで。
お約束の、
アーガイル・ソックスを投下しました。
脚組み替えるたび、どうぞニマニマしてください。
なにしろ当店の仲間にもいらっしゃいまして・・・
そのみちのフェチが。笑
K.S さん、今年はニッカーボッカーズでハイキング行きましょうか!!




サドルの切り込みを排した、端整な顔貌。
これを手に入れた経緯(いきさつ)は、
オタクの殿堂こと、Old Hat が旧店舗の当時、偶然見つけたものです。
履いてみたらシュポッと、ああ、かるく目眩(まい)が・・・笑
甲裏に#184とあるので、
奇しくもモンペリエに兄弟ができた次第。
愛好家のはしくれとして、ひとこと申し上げます。
靴博士のI 氏、その節は誠にありがとうございました。
これからも大切に履き続けます☆




シャツ生地も、
国内外の良質な品を各種ご用意しております。
当店がご提供するオーダーシャツでは、
お客様のご要望に応じて、
襟の高さや開き具合、
用いる芯地に至るまで調整可能。
例えばボタンダウン・カラーのしなり具合も、
生地の質や季節ごとに微妙な違いをお楽しみいただけます。

ではまた戻りまして、
カシミア・ジャケットならではの情緒ある愉しみをご紹介。




タートルニットを合わせてみました。
これぞ冬のスポーツ・ジャケット、面目躍如たるもの。
さながら冬季オリンピック、入場行進でしょうか♪♪
ハイ、照れずにスマイル。
沿道に手振ってください!?


さて、
後篇ではカシミアならではの質感、
滑らかな起伏を感じていただければ。
各画像、外光やアングルによって、
紗がかかったように表情が揺らぎます。




少々変わり種のセレクト。
タートルのリブ編みと
身ごろのケーブル編みが繋がった一枚。
それぞれ、ジャケットとの相性がご確認いただけます。
バランスの面からも、
ここでメタルボタンが重石の役目に。
また、
より牧歌的な趣向には、革くるみのボタンも似合います。




全体でこのような塩梅(あんばい)です。
先ほどとトラウザースは同じでも、
インナーを変えただけ雰囲気が一変しました。
日常に、リゾート気分をどうぞ。
ほかにはデニムのジーンズなら、対比が冴えます。
がぜん、足どり弾んできましたよー

そう、
ちょっと待っててくださいね。




ありました、ありました。
ハイ、どうぞ。
【ALFRED SARGENT HONEY GRAIN CHUKKA 】
表面の微細な凹凸、シボを利かせた革のブーツは、
アウトドアの代名詞。
シワの溝に埃がこびり付くのも、エイジングの醍醐味です。
ちなみに、これは1999年頃
札幌のブーツ専門店GEROGE'Sで見つけたもの。
店主さんが熱く語ってくれた記憶がよみがえります。
いました、いました。
そのみちのフェチが。笑
独特のシェイプを湛えた木型は、SL5777 という型番なのですが、
これはあの、White's Boots のラストをモチーフに熟成させたとのこと。
つづきは・・・
現物を手にしながらやりましょう。笑




もとの仕立て向きがコート兼用。
厚ぼったく見えますが軽い素材ゆえ、
各所にステッチを施すと、ほのかに陰影が波立つよう。





いかがでしたでしょうか。
大人が春を待ち入る、カシミア・ジャケット。
当店では定番の無地から織り柄まで、
彩りゆたかにカシミア・ラインナップをご用意しております。

北海道のながい冬はこれからがピーク。
それでも二月に入ると、
こころもちはゆっくりと春めいてきます。

しかし防寒には、まだまだ気を抜けません。
三月の陽光に、雪解け。
四月の行楽に、春風。
様々なシーンでのたたずまいにお役立てください。






札幌元町 ノーザンテイラー
http://northern-tailor.jp/

2013.01.01 Tuesday

謹賀新年-2013-

平生、
当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
 ここに謹んで、
新春のお慶びを申し上げます。



本日頂戴した門松。
evergreenの常緑樹にならい、
幾星霜にもしおれることのない
気丈なこころばせを、
教えて頂きました。

幾霜に心ばせをの松飾り

芭蕉




新たな門出に際しまして、
皆様のご健康とご多幸を願いつつ、
より一層、
質の確かなサービスを享受して頂けるよう、
全力を尽くしてまいります。

本年もご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。


 札幌元町 ノーザンテイラー

http://northern-tailor.jp/


さとう様、
素敵なサプライズありがとうございました☆

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